Monday, February 16, 2009

ANTHEM magazine -賛美歌-

以前に自分達のVisual ADや、友人・知人のクリエイターやアーティストを何度か出演させて頂いた「ANTHEM magazine」。この雑誌の本拠地はハンティングトン・ビーチというロスから南へ少し下った小さな町にある。編集長でクリエイティブ・ディレクターでもあるダスティン・A・ビーティーが総統括している。彼がいつも口にしていたことは「西海岸、地元の今のライフスタイルにおける、新鮮な情報を届けたい。アーティスト、DJ、バンドやミュージシャン、デザイナー、クリエイター、スケーター、その他にも様々な活動を行っている人達とコミュニケーション、連系を結び、今起きている新鮮でユニークなコンテンツを提供するのが私達の役割であり目標です。そしてそれ自体は私達の任務でもあります。」その言葉を初めて聞いてから、良質な情報だけがこつこつと集められた年に4回発行されるISSUEは、積み重ねられ積み重ねられ、今現在はISSUE 37となっている。今や西海岸やローカルだけではなく、アメリカを代表する雑誌と成長を遂げていると感じる。そして、アメリカを代表する雑誌に成長なろうとも彼等のスタンスはISSU 1 から何も変わっていない。テレビやインターネットなどのマスメディアとは張り合おうとはせずに、質の良い新鮮で興味深い記事、世界観が伝わる選ばれた写真、余白を存分に生かした素敵なタイポグラフイー、心地良い紙質。
この姿勢に全ての答えがあるのではないのだろうか?

ANTHEM magazine - 賛美歌 -