今から数百年前の、江戸時代の関東地方ではカブトムシのことを「さいかち」と呼ばれていました。日本では夏の風物詩の一つに数えられるもカブトムシ。今日から息子とカブトムシの飼育が始まりました。きっと、真夏には立派な成虫に成ってくれるでしょう。
そして、そのカブトムシの様な形から「ビートル(Beetle)」「バグ(Bug)」、ドイツでは1960年代後半より「ケーファー(Käfer=カブトムシ)」という愛称で親しまれたフォルクスワーゲン・タイプ1。ブラジルなどでは「フスカ」(Fusca=南米産の大ゴキブリ)と呼ばれ、タイでは「タオ」(亀)の愛称で呼ばれる。日本では英語の「ビートル」の他に「カブトムシ」や「ワーゲン」と呼ばれていました。これらはあくまでも愛称でありましたが、ニュービートルでフォルクスワーゲン社は「ビートル」を初めて正式車名にしました。そして、フォルクスワーゲン・タイプ1は2153万台弱という膨大な生産台数を達成して、メキシコで最後のタイプ1の生産が終了したのは2003年でありました。発表以来65年間に渡る製品寿命を保った四輪乗用車は、歴史上、他に存在しません。