Tuesday, March 30, 2010

MILK

最近読んだ雑誌で、野村訓一君のTEXTがとても印象的だった。

幼い頃は、誰もが親や先生の言うことを素直に聞き、やがて毎日楽しく学校に通い始める。
俺たちの心はまだ真っ白なキャンバスとも言える存在であり、すべてが眩しく見えたとおりをスポンジのように吸収する。無の状態から生まれた赤ん坊は最初自分が誰であるとか何になりたいのかなどまったく気づいちゃいないのだ。それがどうやって自分を認識し、己を築いていくのか?
それこそが反抗なのだ。
右に行けと言われれば左へ行き。ルールを守れと言われれば片っ端からそれを破る。
反抗、人にとって何かに反抗するということは自分という存在を確かめる為の大切な行為であり自分を発見するための大事な物差しなのだ。
そして最初はちっぽけな親の反抗から始まり、やがて時代への反抗、社会への反抗、価値観への反抗とより大きなものに反抗することで自分となっていくのだ。
ものごとをあるがままに受け入れるのではなく、常に「なぜだ?」と疑問を持つ。そしてそんな反抗を人に伝え、社会を変えようとするときにどんな方法があるのか?
暴力なき反抗、血の流れない革命。
群れを組むことなく、途方もなく大きく、またパワフルな相手に向かって、誰の干渉も受けずに反抗するには?


TEXTで読むと改めて感じる自分の心中の反抗心。
反抗の仕方も人それぞれだ。自分なりに自分なりのやり方で。


最近、大切な人からのPickで「MILK」という映画を観た。
舞台は自分にとって生まれた場所の次にゆかりの深い、アメリカ・サンフランシスコ。
1970年代のアメリカ・サンフランシスコで、同性愛者であることをカミングアウトし、政治の公職についた実在の政治家
ハーヴェイ・ミルク
内容は「反骨心」「マイノリティー」「アバンギャルド」「愛」、そして何よりも「人間らしさ」をとても感じた。
見ていない方々には、是非見て頂きたい映画の一つです。


そして何よりも夢や希望を持ち続け挑戦し続ける姿勢。
一番格好良い。

peacce & luv.

p.s.
真崎君、また、「スプートニク」のイベントに参加したい。




John Lurie YOU ARE HERE

ジョン・ルーリーといえば、1984年のジム・ジャームッシュ監督の『ストレンジャー・ザン・パラダイス』で俳優として圧倒的な存在感を示し、私の周りでは『誰だ、こいつは?』という噂が一気に広まった。その直後に、本人が呼ぶところのフェイク・ジャズ・バンド「ラウンジ・リザーズ」も来日し、一部の熱狂的なファンを得るにはさほど時間がかからなかった。

難病を患ったあとの彼は、音楽も俳優活動も中止し、一人で好きな時に出来る絵を描くことが唯一残された表現方法になった。発表はしなかったが、80年代から、ジャン・ミッシェル・バスキアなどと一緒に描いていたというだけあって、その構図や技法は信頼できるものだ。

ルーリーの絵からは、伝統的な風景画のようなものであろうと、夢の中のワンシーンであろうと、いつも視点に、ジョン・ルーリー自身を強く感じることができる。日常の出来事が私たち人間に対してではなく、空に存在している何者かに向けて、絵日記のように描かれている。そこに戦略的な意図は、全く感じられない。ルーリーのネジ曲がったり、絡まった意識や思考でさえも、そのままストレートに私の心の中に入ってくる。

そんな彼の絵を見ていると、何故かつらいことや不条理なことが多い世の中だけど、きっといつの日にか、お金や名声、政治や経済、環境問題といった視点ではない不思議な風景や事柄に出会えると信じてみたくなる。

和多利浩一 (ワタリウム美術館)


会期:2010年1月30日[土] → 5月16日[日]
主催:ワタリウム美術館
休館日:月曜日 [3/22、5/3は開館]
大人1,000円 学生800円(25歳以下)(期間中、何度も使えるパスポート制)


ジョン・ルーリー略歴 John Lurie
1952年
アメリカ、ミネアポリス生まれ。
1978年
ギタリストのアート・リンゼイらと結成した「ラウンジ・リザーズ」のサックス奏者として登場する。
1980年代
ストレンジャー・ザン・パラダイス」(1984)、「ダウン・バイ・ロー」(1986)などジム・ジャームッシュ監督の映画に出演し、俳優として独特の存在感を発揮する。自らが監督、出演した釣り番組「フィッシング・ウィズ・ジョン」(1991)は、デニス・ホッパー、トム・ウェイツ、ウィレム・デフォー、マット・ディロンがゲスト出演し話題になる。
1990 年代後半
ライム病を患い、音楽、俳優活動を休止。
2004年より
Anton Kern Gallery(NY)などで、1980年代から描いていたドローイングを展示。
2006年
『ジョン・ルーリー: works on paper』P.S.1(NY)にて展覧会を開催。
近年、画家としてのジョン・ルーリーが広く知られることとなった。


looking 4 peace.





argila (spain)

please check it this.
argila (spain)



STANDARD CALIFORNIA

昨夜は本当に久々に、恵比寿の名店「STANDARD CALIFORNIAへsteadyに連れって行ってもらいました。
このお店近くの場所でアトリエとオフィスを構えていた当時の自分のライフスタイルがフラッシュバックしちゃいました。。。。
OPENして7年、継続は力なりですね。こちらのお店の居心地の良さは言うまでもありません。
今回は久々の目的買い。
最近車を乗り換えたので、その車の鍵に合うキーリングを探していたら、たまたま見た雑誌で、自分にピッタリのキーリングを「STANDARD CALIFORNIA」がメイクしていたのです。
「STANDARD CALIFORNIA」が手掛けるオリジナルのキーリングは、1920~30年代に東欧で生産されていた「Sweetorr」のキーリングをサンプルに日本の職人さんが一個一個メイクしたものです。
曲線と直線、湾曲と直角を組み合わせたシェイプとラインは極めて高いスキルを要します。
スペアー用でもう一個近い内に買いに行こうっと。笑

大久保さん、山田さん、コーヒーとビワのお菓子もあざっす!
pecae.

tworooms

My men SUZU-KUNのお誘いで、大切な人を伴って青山のtworoomsへ。
ここは内装から何から何までパーペキです。

そして何よりも、素敵な人との繋がりが出来た事が何よりも嬉しいです。
偶然は必然。そして、「神の啓示」。

シンプルで物凄く重みのある素敵な言葉です。




4.11. SETAGAYA SK8 PARK

4月11日に世田谷公園のスケートパークが遂に開幕です。
このパークの最大功労者のリキヤ兄貴は12年前からの大先輩です。
東京の兄貴と言っても過言ではありません。
その当時、兄貴と一緒に中目黒の伝説のカラオケBOX「アポロ」で働いていました。(アポロでは、OBEYやらNAOMI/SOUTHをはじめ、ローカルからワールドフェイマスの様々なアーティストやスケーター、クリエイター、ミュージシャン、デザイナー、又はプロレス雑誌の編集者などなど、連日連夜、本当に面白くてかっこよくて素敵な方々が毎日来店、時には一緒に働く事も。笑。 本当に沢山の刺激と素晴らしい財産を頂きました。 そういえば、アポロのエントランスにサラダ油を撒き散らして、入店客の方々が滑りまくって笑った思い出も。。。。。笑)
その当時から、兄貴は世田谷公園にスケートパークを作るべく役人に交渉を重ねに重ね、広場でのスケートスクールを定期的に行い、スクール後には、公園のゴミ拾いなどをしたりと、パークを作る為の活動を地道に続けていました。
そんな兄貴の周りに協力者が集まり、小さな力が大きな力となり、夢を現実化することができたのです。
18歳の時から苦節17年の出来事です。
遂に兄貴はやりました!
おめでとう!
これからも末永く宜しくです!
Peace & Respect!!


Tuesday, March 16, 2010

last week end

「先週末」
先週末はとっても辛いこと、とっても幸せなこと、両極端なことが同時に起こった週末だった。
どちらも漢字でぱっと見てみるととよく似ている。辛いこと、幸せなことは紙一重なことなのかもしれない。
辛いことがあるから、幸せを感じ取れるのかな。
幸せなことがあるから、辛いことがあるのかな。
どちらも生きてくうえで誰もが絶対に感じるこの二つの気持ち。
この二つの気持ちを感じれるから、大切な人や大切なことをしっかりと見極められるのかもしれない。

自分の周るにいる友達やサポートしてくれる方々、そして愛する人へ、
最大の感謝の気持ちを送ります。

luv.


photo:C
thanks.

soul sk8








to:Synchronicity Yass-kun & Nkg